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赤い崖の女 (講談社)1700円 横浜、本牧の網元で生まれ育った少女、希沙。 ある惨い事件のせいで、開港したばかりの横浜へ ラシャメンとして売られた。そこで居留地や遊廓を 壊滅状態にした大火にあう。清国人の周に助けられ た希沙は神戸へ渡るが、数年後、親友の行方を捜す ため再び横浜へ戻る。そこで彼女を待ち受けていた ものは……。 |
人魚を食べた女 (講談社)1800円 人魚の肉を食べ、300年の命を得た女。 その女につきまとわれる男の恐怖。 やがて男は、驚愕に満ちた出生の秘密を知る。 はたして彼は、「人魚」から逃げ切ることが できるのか。 怪奇と狂気に彩られた情念の物語。 |
アマモの森はなぜ消えた? 文/構成 山崎洋子 写真/監修 海をつくる会 (そうえん社) 1300円 アマモは海の植物。森のように茂り、 貝や魚を守り育てます。 そのアマモの森が、なぜ海から消えたのか。 どうしたら再生できるのか。 豊かな日本の海のために、大人にも子供にも 読んでいただきたい絵本です。 第二十回毎日新聞読書感想画コンクール推薦図書 |
横浜タイムトリップ・ガイド 横浜タイムトリップ・ガイド製作委員会 (講談社) 1680円 開港以来150年にわたる横浜の歴史が、 ひとめでわかる地図本。 時代を「開港〜大震災」「大震災〜終戦」 「終戦〜現在」の三つに わけました。 場所は中区が中心ですが、「関内」「山下町・中華街・元町」 「伊勢佐木町」「山手・本牧・根岸」の四地区に分けました。 それぞれの地区、それぞれの時代を象徴する建物、通り、店など を地図上にポイントし、そのすべてを別頁で解説。 また、「接収地図」「震災地図」「消えた川」「横浜の街道」 なども紹介。コラムや写真もたくさんあります。 持ち歩きできるハンディな大きさで、もちろん現代の横浜を 歩く地図としても非常に便利です。 知らなかった横浜、まさかの横浜がいっぱい。 |
港町ヨコハマ 異人館の秘密 (あすなろ書房 1500円+税) 時は明治38年。華やかな開港場・横濱。 潮の香にまじる妖しい香水の匂い。 華やかなグランドホテルのバルコニーから、 一人の少女が身を投げようとしていた。 それに気づいた俥引きのおりんは、シャン デリアのきらめくホテルのロビーへと飛び込 んでいく。少女を死へと向かわせる「悪魔の 手紙」とは?全盛期の横濱を舞台に謎が駆 け巡る。 以前、単行本が新潮社から、文庫が集英社 から出た「横浜幻燈館 俥屋おりん事件帖」を 、中・高校生向きに書き下ろしました。 フェリスの女学生にして俥引きの少女、 田宮りんが再び活躍します。 |